こんにちは、築30年の賃貸マンション住まい、ナツです!
グレーで統一するインテリアに憧れて、ついに壁と床をDIYしました。
家具やファブリック類はモノトーン系で統一できていたのですが、床が茶色いとどうしても統一感が出ず…。
床をグレーに変えたことでグッとお部屋が格上げされた気がします。
この記事は賃貸物件でもできる壁紙と床のDIYを紹介しています!
壁に貼ったレンガ調クッションシート
使ったのはこちら
- クッション素材
- レンガは立体
- 裏面は接着シール
- ハサミでカット可能
- 水拭き掃除可能
今回は外壁側の壁に貼りたかったので、面積を採寸して10枚購入しました。
原状回復できる貼り方
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アマゾンのレビューにもあるんですが、シールの粘着が強いので賃貸物件にそのまま貼るのはおすすめしません。
接着面に手が触れるだけで糊がまとわりついてくるので、一度貼るとはがすのがとっても大変です。
じゃあどうやって貼るのかというと、シート裏面の接着は使わず、マスキングテープで壁に貼るんです!
賃貸物件での貼り方
- カッターを使い、裏面の剥離紙をライン状にはがす
- 剥離紙をはがした部分にマスキングテープを付ける
- マスキングテープでレンガシートを壁に接着する
マスキングテープは上下ライン、左右ライン、あとは真ん中に2本程度のラインで取り付ければ壁からはがれずに貼れました。
私が使ったマスキングテープはこちら
レンガシート10枚でこのマスキングテープは4本使いました。
レンガシートに合わせてマスキングテープも白の方が隙間からテープが目立たないので良いと思います。
あとはある程度幅広のテープじゃないとシートを支えるのがきついです。
大変だったこと
大変だったことは2つ。
- あらかじめシートをジグザグにカットしておくこと
- シートの配置決め
ジグザグカットは、シートとシートのつなぎ目を目立たなくするための処理です。
やらなくてもそんなに目立たないっちゃ目立たないんですが、やっておいた方が貼ったときの違和感はなくなります。
綺麗に貼るための作業とはいえ地味に面倒くさく、レンガ半分の切れ端がゴミとしてたくさん出ました…。
それからシートの配置を決めるために、仮貼りをしました。
マスキングテープを貼る前段階でレンガシートの剥離紙の角をちょこっとだけめくって、壁に軽く貼っていきます。
長方形の壁1面ではなく、窓や収納がある壁面への貼り付けをするなら、この位置決め作業が必要になるかと思います。
どうしても壁に対してシートが余ったり足りなかったり、中途半端な部分が出てくるのでそこに頭を悩ませました…。
断熱効果について
商品ページには断熱効果があるという記載があり、それも期待して購入しました。
ですが冬の終わりに貼り付けしたため、あまり大きな効果はわからなかったです…。
壁に触れたときのひんやり感はなくなりましたが、室温にまで影響しているかは微妙なところ。
断熱効果はまた次の冬に検証します!
それと防音効果は感じていません。
どの壁に貼るかや部屋の構造にもよるかと思いますが、大きな防音効果はないように思います。
床に敷いたモルタル調クッションフロア
使ったのはこちら
- 住宅用クッションフロアシート
- モルタル調
- ハサミやカッターでカット可能
- 水拭き掃除可能
6畳のお部屋で5.8m購入しました。(6畳でもお部屋の形によって必要な長さは異なるので要採寸!)
原状回復できる敷き方
賃貸物件での敷き方
- はがせる両面テープでクッションフロアを接着する
使ったのはこの両面テープ
ちなみにインスタでは、両面テープで接着せず家具でおさえるだけで充分、という方もちらほら見かけました。
私の部屋はソファベッドを開閉したりキャスター付きの家具が多かったりするので、ズレ防止のために両面テープで固定することに。
ただ実際敷いてみると、床のサイズにぴったりはまっているおかげで、接着せずともズレないような気はしています…。
大変だったこと
大変だったことは4つ。
- 家具の移動
- 敷く前の掃除
- 端のカット
- つなぎ目のカット
家具の移動
これは本当に、できるなら引越し直後などの家具がない状態のときにやった方が良いです。
重たい家具を移動させるのはとにかく大変。
特につっぱり式の家具が厄介で、外すのに一苦労、再設置も一苦労。
家具がある状態でクッションフロアを敷きたい方は覚悟が必要ですよ…!
敷く前の掃除
不思議ですね、拭いても吹いてもゴミが落ちてる…。
いったい髪の毛やホコリはどこから舞ってくるのか、何回フロアワイパーをかけてもキリがありません。
最終的には妥協しました…。
端のカット
カッターと壁際に宛てがうヘラのようなものを使ってまっすぐカットしたんですが、これが難しい…。
カッターに慣れていないせいか力の入れ具合がわからず大苦戦。
近くで見るとガタガタのカットになってしまいました。
簡易的な道具を使ってしまったのが失敗の要因かなーと思います。
失敗したくない方はクッションフロア専用の道具をそろえた方が良さそう。
つなぎ目のカット
6畳のお部屋にクッションフロアを2枚敷く形になるので、つなぎ目がぴったりと合うようにカットする必要があります。
方法はつなぎ目になる場所でクッションフロアを2枚重ねて、2枚いっきにカットすればぴったりとくっつくつなぎ目ができるのですが…失敗が許されないわけですよね。
ここを失敗するとお部屋の真ん中にすき間ができてしまいます。せっかく買ったおしゃれな床が一気にダサいことに…!
そう考えるととても神経をすり減らすカットでした。
このモルタル調クッションフロアは木目調やタイル調の床とちがって柄合わせ(2枚のクッションフロアで柄をつなぎ合わせること)がいらないので、まだかんたんな方かもしれません。
適当に合わせてカットしましたが、つなぎ目はそんなに目立たないと思います!
クッションフロアの上にクッションフロアってどうなの?
うちは元々の茶色い床もクッションフロアなんです。
(物件標準の床なのでもちろんはがせない)
やわらかいクッションフロアの上にさらにクッションフロアを重ねるなんて、ふわふわの床になっちゃうのかな?なんて考えていたんですが…
別に大丈夫でした。
むしろ前より床が固く感じます。
新しく敷いたクッションフロアの方が固くできているような気がするので…実際のところは分かりませんが。
つっぱり式の家具も前と同じように突っ張れているので、今のところは問題なしです。
かかった費用
- 壁(1面+α)のDIY
レンガ調シート10枚 … 約4700円
マスキングテープ4本 … 約1300円
合計 約6000円
- 床(6畳)のDIY
クッションフロア5.8m … 約5300円
両面テープ1本 … 約900円
施工道具 … 父に借りたので0円
合計 約6200円
壁と床で合わせて12000円程でできました。
賃貸でも理想のインテリアは作れる!
それなりに大変でしたが、やって良かったです!
家具の色みを統一するだけでは到達できないお部屋に格上げできて、大満足です。
お部屋で過ごす時間がより一層好きになりました。
あとはインスタのためにDIYしたわけじゃないんですが、壁も床も物撮りが映えるようになったのは嬉しいところ。
お部屋の家具をそろえたのにイマイチ理想の部屋に近づかないなーという方は、壁と床のDIY、おすすめです!